悩みが増えるDNA鑑定後の親子間夫婦間。今日本の法律が変化していく時も非常に大きな問題になるかもしれません。
親子DNA鑑定と血縁関係
日本経済新聞によると、夫以外の間にできた子どもと一緒に暮らす複雑な環境。親子のDNA鑑定というデータがあって明らかに血縁関係の親子ではなくても法律上は親子となるという最高裁判の判決となった7/17。
DNA鑑定だけで親子関係は成立するのかという意見は多くあるのも事実。
一方親子DNA鑑定結果があるからこそ本当の父親を知り、複雑な関係を絶ちたいという夫婦もいるかもしれない。賛成反対意見が非常に大きく分かれる注目の父子関係についての判決は、まだまだモヤモヤが残る結果になりうるものとなった。
最高裁判の判断は、血縁関係を重視するのではなく親子関係の安定。それらの生活、絆など家族が生活していく上でどうあるべきかをポイントにしたようだ。
計画的不倫相手の子ども
上記でもあげたように家庭環境、夫婦関係により全てが法律で定められた判決内容の通り気持ちよく賛成出来る結果とは言えない人もいる。
計画的に不倫相手の子どもを授かった場合でも、腹違いの父親とは法律上親子関係が結ばれその父親が納得できるケースならいいが自分と出会う前または同時期に自分とは異なる男との関係があったという事実を知った後も問題なく夫婦間は成立するものだろうか。
生まれてきた子どもには全く罪はない今回の血縁関係による戸籍上の問題。大切な家族間も夫婦の愛の形次第で幸せが壊れることもある。
DNA鑑定をするから良いというものでも良くないということも判断は一概にできるものではないが、血縁関係のない父子でも親子と判断されることで、今後新たな問題も出てくる可能性が高まったのも注目をしていきたいもの。